女将だより

<2024年09月19日>

中秋の名月

今年も美しい中秋の名月を眺めることが出来ました。

まさにこの月を愛でながら、紫式部さんが源氏物語の「明石須磨の巻」の構想が思い浮かんだと言われている地と月であります。
「光る君へ」のドラマもいよいよ後半に入り、お話の展開に目が離せないような流れでございます。
改めて、千年以上も前に執筆されたお話や、作家紫式部さんへ思いを馳せると感慨深い事でございます。

ただ日中は気温も高く、秋の気配とは程遠い暑い日でございました。

少しづつ気温も落ち着き、味覚の秋、秋の夜長を、皆様が思い思いに和やかにお過ごし頂けますようにお祈り申し上げます。

<2024年07月17日>

「光る君へ」 第27回放映を受けて

紫式部さんが、再び石山詣に参篭されました。
ドラマの展開に、正直、衝撃と驚きとで、びっくり致しました。
ネット上では、色々な御意見が出ております。(笑)

史実は、さておき。

脚本家の大石静さんのこの展開にはなんとも・・・・見事に予想を裏切るお話に、ドキドキ致しました。

賛否両論ある中で、石山寺さんがこのように全国の皆様から注目を浴びる事には、感謝ばかりでございます。
石山寺如意輪観音様は、出会いの場となり、子授け、安産の観音様には間違いない事を、今一度お伝えさせて頂きます。

紫式部さんの生涯に大きい影響を与えた石山観音詣、今年だけに限らず多くのお方が、観光はもとより、信仰も深めて下さることを切に切に願います。

<2024年07月10日>

「光る君へ」紫式部が再び石山詣へ

大河ドラマ「光る君へ」が後半へと進んで参りました。
お陰様で石山寺のドラマ館も盛況のご様子でございます。

 

日本最古の女流作家の生き様を、ドラマを通してお楽しみ頂き、また源氏物語への思いを馳せて頂ければと存じます。

 

またこの石山寺観音様が当時の貴族の女性にとって、どれほどお厚い信仰の対象でありましたのでしょうか?
たくさんのお方が、ご理解を深めて頂けることかと、楽しみに致しております。

 

石山寺の如意輪観音様は、慈悲深く、たくさんのご縁を結んでくださる有難い観音様と、私も折に触れては、お参りに伺っております。
こんな近くに住まい出来ております我が身を有難く感じておりますこの頃でございます。
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