女将だより

<2016年11月01日>

霜月

朝夕すっかり秋の気配が感じられる頃になりました。今年も早あと2か月を残すのみとなりました。

振り返りますと、今年も国内では、地震や災害、自然の猛威に辛い思いをされているお方が少なくない事には、心が痛みます。
またオリンピック・パラリンピックでは、たくさんの夢や感動を与えてもらい、有難く元気が出る日々を過ごしておりました。

ここ滋賀は、お陰様であまり災害の被害も少なく、本当に感謝すべきと感じております。
石山寺の如意輪観音様にも、御守護頂いている御蔭の賜物と存じます。

いよいよ33年に一度の御開扉が12月4日までとなりました。
一度お見えのお方も、まだまだお越ではないお方も、ぜひこの御機会に有難いご縁を結んで頂きたく存じます。

穏やかな柔和なご尊顔の如意輪観世音です、お慈悲のお心が強くどんなお方にも、広い海のような、優しい母のような仏様です。
ゆったりした思いで、心願成就を御唱えください。

ご縁を結ばれた皆様に、幸多き事を願っております。

<2016年08月04日>

石山寺千日会

いよいよ厳しい暑さの日々でございます。皆さまご機嫌如何お過ごしでしょうか?
さて今年より石山寺千日会の花火が中止となりました。
昨今の交通事情や、たくさんのお人がお越し下さる、警備安全上の問題、諸般の事情によりやむなく中止となりました。
古い歴史のある石山の花火が見送られます事は、本当に残念で仕方がございません。

ただ、皆様の安全を思い大きい事故が起きてからではという、断腸の思いでの決定だと存じます。
長年お楽しみくださっていた皆様には、心よりお詫びを申し上げます。

ただ石山寺の千日会は例年通りでございます。
今年は御開扉でもございますので、観音様とのご縁を結んで頂きたく、暑い中ではございますが、ぜひお参り下さいませ。

<2016年04月18日>

熊本震災お見舞い

この度の九州、熊本、大分県の地震被害に遭われました方々に心よりお見舞い申しあげます。
断続的に続く余震に、被災者のお方がどれだけ恐ろしい思いをされているか?お家が被害に遭われた方々の今後の不安を拝察すると、余りあるものがございます。

早く余震が収まり、避難生活をされているお方が一日も早く、整った環境で生活をして頂けることを祈るばかりでございます。
どんなお言葉をお伝えしても、気休めにしか伝わらないようなそんな非情な現実には、胸が詰まります。
これ以上、被害が広がらないことを神仏に祈るくらいしかできません。

支援の形もいろいろあるかとおもいます、よりお役に立てるような支援の形を考え、微力ながら公共の窓口に支援の思いを届けたいと思います。

皆様、くれぐれもお気をつけてお過ごし下さいませ。

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